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天皇陛下の手術チームに加わった順天堂大の天野篤教授(56)は、昭和58年に日大医学部を卒業後、
各病院を渡り歩いて“武者修行”を重ね、国内外の評価を獲得してきた。東大医学部が中心となってきた
陛下の医療体制の下では異例の起用といえる。
「天野君は誰よりも向上心が強かった」と話すのは、平成3年に新東京病院(千葉県松戸市)で
天野氏を指導した須磨久善(ひさよし)医師(61)。イタリアで学んだバイパス手術の技術を天野氏に
一対一で伝授したが、「手術回数を重ねるうちにみるみる上達した。乾いたスポンジが水を吸うようだった」
と振り返る。
天野氏は平成14年に実力を買われて順天堂大医学部教授に就任。18~22年の5年間で約3000件の
手術を手がけ、世界最高水準の医師が集まる米国胸部外科学会(STS)の正会員にもなった。
医師仲間の評価は「情熱があり、粘り強い男」。須磨氏は「患者のためにいつも病院に泊まり込んでいた。
情熱を持って治療に当たる医師だ」と話す。
大学の同級生で春日部市立病院(埼玉県)の有馬健医師(54)は、在学時にテニス部に所属していた天野氏の
「相手がミスをするまでいつまでもボールを返す」プレースタイルが強く印象に残っていると話す。
「彼は手術が必要な患者がいたら、真夜中であろうとすべて受け入れる。
テニスでのしぶとさは、患者のためできることをするという彼の姿勢に通じていると思う」と話している。
また、心臓外科医を主人公にした映画「チーム・バチスタの栄光」やテレビドラマで
医療監修・指導を手がける多才な一面もある。
天野篤教授
URLリンク(sankei.jp.msn.com)
産経ニュース
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