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★衆参の役割分担をするには…
■衆参の違い
●イギリス…『参院の機能制限、紳士協定』。法案は衆院の過半数で通過、参院はほぼチェックのみ
「その法案には、こういう問題があるよ。指摘したからね。それでも通過させるというなら、したら?ねっ、悪いこと言わないから、もう1年考えてみたら?」
▽下院(衆院)…『庶民院』。選挙により選出
▽上院(参院)…『貴族院』。世襲貴族など選挙なし
●フランス…『衆院がとにかく優位』。衆院の過半数で通過、参院の過半数で反対になっても関係なし
▽下院(衆院)…『国民』が選出
▽上院(参院)…『地方の代表』が選出
●アメリカ…『両院協議会で衆参のエキスパートが集まり、徹底議論し何とかまとめてしまう』。アメリカは議論が好きで年がら年中議論している
エキスパートの議員が育ち活動できる理由は、手足となるスタッフや調査の質と量にカネをかけれるから。
アメリカでは議員歳費(年額約1700万円)とは別に、職務手当(実費弁償方式)を支給。
下院議員には年額1億円以上、上院議員には年額2億円以上で、職務手当から秘書給与や通信費、交通費などを支払う。破格の職務手当。
▽下院(衆院)…『国民の代表』。各州の人口比に準じた数の議員を選出(例:カリフォルニア州…53人、アラバマ州… 1人)
▽上院(参院)…『州の代表』。各州2人ずつ選出
●日本…2/3以上の賛成で再可決。これはハードルが高過ぎる =参院の力が強過ぎる!?
▽衆院…『国民が直接選出』。都市部も小選挙区 +疑似州ごとの比例(11ブロック。北海道、東北、北関東、南関東、東京、北信越、東海、近畿、中国、四国、九州・沖縄)
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▽参院…『国民が直接選出』。全国区の比例区 +都市部での中選挙区(複数区) +小さい県での小選挙区(1人区)