12/02/17 18:53:28.37 i369gyal0
1000年に一度の天災に備えて、安全対策をしたほうがいいかどうかと言うのは、
事故以前だったら、経済性を考えればしないほうがいいということになっていたの。
安全委員会で、全電源喪失は想定外としたのは、そういう意味だよ。
安全委員会が全電源喪失を想定して安全対策せよといえば、電力会社は、即効で対策したわけ。
事故が起きてから、対策したでしょ?すべて後知恵だよ。
想定外の事象が起きれば大変なことになるのは分かっていたよ。でもね、想定外のテロとか、天災の時は、
国が面倒見るというから、電力会社は、国策に従うしか道はなかった。
原賠法にちゃんと免責って書いてあるじゃん。
国策で、電力会社は、原発を押し付けられたの。
電気事業法では、設備計画を毎年、経産大臣に提出する義務があってね、
原発建設計画がないと免許がおりないという状況もあったわけよ。
原発が国策として進められていたというのは、そういうことだ。
石油ショックで、日本経済を脱石油にするにはそれしかなかった。それで、みんな恩恵があったわけだから、
後悔しても始まらない。
東電の責任を言うなら、国の責任は100倍ぐらいあると思うけどね。