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★Android端末を狙ったマルウェア、約半年で「3,325%」も増加……ジュニパー調べ
・ジュニパーネットワークスは15日、「2011 Mobile Threats Report」にてモバイルマルウェアに
関する新たな調査結果を発表した。
「2011 Mobile Threats Report」は、一次資料による定量調査としては最大規模のもので、
ジュニパーネットワークス・モバイル脅威センター(Juniper Networks Mobile Threat Center)が
調査を担当している。ジュニパーネットワークス・モバイル脅威センターは、「2011 Mobile
Threats Report」の作成にあたり、モバイル端末の主要なオペレーティングシステムすべてに
わたって、79万点を超えるアプリケーションと脆弱性を調査したとしている。
この調査によると、2011年はモバイルマルウェア攻撃が過去最多となり、特にAndroid端末が
狙われた。2010年から2011年の1年間でマルウェアが155%増加。とくに2011年6月から12月の
7か月間だけで、Android端末を狙ったマルウェアは3,325%増加していた。
2011年に報告されたモバイル端末を標的にしたマルウェアは、スパイウェア(63%)とSMS
トロイの木馬(36%)が大部分を占めた。あらゆるモバイルプラットフォームや端末に対して、
脆弱性や人間の行動を悪用した、新たな詐欺手法を編み出されたという。具体的には、
高度で複雑な、技術レベルの高い攻撃が減り、小規模でソーシャル化した、すぐに金銭を
騙し取れる手口が増加した。たとえば「フェイク・インストーラー」と呼ばれる新手の攻撃手法では、
通常は無料である人気アプリの海賊版を、巧妙に有償で購入させるものとなっていた。
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