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★食品の放射能基準は厳しすぎ…文科省審議会、異例の注文
厚生労働省がまとめた食品中の放射性セシウムの新基準について、文部科学省放射線審議会は16日、
「必要以上に厳しい」として、被災地の食生活や農業への影響に配慮するよう異例の注文を付けた。
ただ、基準そのものについては了承した。一方、厚労省は4月施行に向けて、予定通り、法整備を進める方針だ。
厚労省の基準案は、食品による年間の被曝(ひばく)線量を1ミリシーベルトと設定し、
一般食品は1キロあたり100ベクレル、乳児用食品はその半分の50ベクレル、牛乳も50ベクレルなどと定めている。
審議会は、この基準について、放射線による障害を防ぐ観点から「差し支えない」と答申した。
一方で別紙で意見、注文を付けた。
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