12/02/15 17:42:46.87 0
・橋下大阪市長が労使関係に関するアンケート調査を職員に行ったことについては新聞報道で
知っていた。それに対する反発が市職員から巻き起こっていた事も報道で知っていた。
しかしそれ以上の関心は私にはなかった。橋下氏の市職員たたきは選挙前からだ。
それをネタにして選挙を戦い勝った。
選挙に勝って大阪市長になった後も、市職員と対決姿勢を崩さない橋下市長は愚かだ。
選挙に勝った後は一転してノーサイドで大阪市づくりに専念すれば見上げたものだと思うのに。
これではうまくいかないだろうなあ。その程度の関心でしかなかった。
ところが私の読者の一人から橋下大阪市長が職員に出したと言われるアンケート調査依頼の
コピーが送られてきた。
こんな市長でいいんですか、というメッセージとともに。それを読んで驚いた。
2月9日の日付で大阪市役所全職員に直筆の署名入りで発せられ た調査依頼書には
次のようなくだりがある。
「・・・このアンケート調査は任意の調査ではありません。市長の業務命令として全職員に
真実を正確に回答していただく事を求めます。正確な解答がなされない場合には処分の
対象となります・・」
これは異常だ。アンケート調査を業務命令であると言い、答えなければ処分すると言う。
これは恫喝であり踏み絵である。よくも大阪市役所職員が怒りの声を上げて立ち上がらないものだ。
この調査依頼は公開されているはずだからメディアは百も承知のはずだ。
よくもメディアはこの異常さについて報じないものだ。騒がないものだ。
市職員もメディアも、強い者、人気のある者、世の中の支持を得ている者には逆らわないにしくは
ないという事か。
ならば私が言う。私にとっての橋下氏は、大阪読売テレビの「やしきたかじんのそこまで言って
委員会」などという娯楽番組にともに競演したことのある駆け出しのタレント弁護士でしかない。
憎めない腰の低い若者でしかない。(>>2-10につづく)
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