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胃の中に入れた風船を膨らませて胃の容積を少なくすることで、空腹感や食事量を抑え、肥満状態の改善に
つなげる-。筑波大学付属病院(つくば市)は重度の肥満者を対象に、こんな治療法を始めた。同病院によると、
国内の大学病院での導入は大分大、東大、横浜市立大に続き四番目で、県内の医療機関では初めて。 (松尾博史)
同病院消化器内科の正田純一教授、光学医療診療部の溝上裕士教授によると、治療法は胃カメラを使って
胃の中にシリコン製の風船を入れ、管で風船の中に五百ミリリットル程度の水を流し込んで膨らませる。
風船は半年後に取り出す。
国内外の同様の治療例では、平均で十キロ程度の体重減や糖尿病などの改善が確認されている。
風船の挿入自体は十五分ほどで、比較的簡単な作業で済み、手術に比べて体への負担が少ない。
治療の対象は食事療法などでは改善が見られず、体格指数(BMI)が三十五以上(身長一六〇センチの場合、
体重九〇キロ以上)の肥満者。保険適用外のため、費用は三十万円前後で数日の入院が必要。
正田、溝上両教授は「医師の診察を受けながら、半年ほど生活習慣の改善に努めても効果がなかった人は
相談してほしい」と話している。問い合わせは同病院=
東京新聞:胃の中に風船→食事制限 筑波大付属病院 新療法で肥満撃退:茨城(TOKYO Web)
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