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野田佳彦首相は26、27の両日、就任後初めて沖縄県を訪問する。仲井真弘多(なかいま・ひろかず)知事と
会談するほか、米軍普天間飛行場(同県宜野湾市)の視察を予定。昨年11月の前沖縄防衛局長の不適切
発言などを謝罪し、普天間飛行場の同県名護市辺野古への移設に向け、少しでも環境を整えることを目指す。
首相は就任以来、早期の沖縄訪問を検討してきた。しかし、政府内に「話ができる環境を作れないまま首相が
行くべきではない」(外務省幹部)との慎重論があり、見送ってきた。
ここにきて首相が訪問に踏み切るのは、県側が要望した一括交付金3000億円を12年度政府予算案に
ほぼ満額計上するなど、沖縄振興策での「実績作り」が進んできたからだ。さらに日米両政府は8日、
在沖縄米海兵隊のグアム移転と米軍嘉手納基地以南の米軍5施設の返還を先行させ、普天間飛行場の
辺野古移設と切り離すことを決めた。これも県側が強く求めていたことで、首相の沖縄訪問決断を後押しした。
ただ、こうした「実績」を積み重ねながらも、仲井真知事は県外移設を求める姿勢を崩していない。
防衛省幹部は「(移設が)動き始める兆しが出ている。これからキックオフだ」と歓迎する一方、
「首相が初めて沖縄に行って効果が出ると期待するのは性急だ」とも指摘する。
首相に先立ち、田中直紀防衛相が17日から沖縄県を訪問する。
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