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・13日、大阪維新の会の所属地方議員に示された次期衆院選の公約となる「維新版・船中八策」の
骨子で、維新代表の橋下徹大阪市長は、社会保障制度や経済政策・税制改革で「一生使い切り型の
生活モデル」「お金が回る社会の構築」を想定した。
現役世代が払った保険料で高齢者を支える現行制度から、自身が払い込んだお金を老後に
受け取る「積み立て型」、さらには、一定の資産がある人には支給しない「掛け捨て型」の
年金制度の導入を提示。破綻が懸念される年金制度の改正が目的で、橋下氏は「あの世に
お金は持っていけない。死ぬまでに使い切ってもらう」と話す。
税制では、預貯金や不動産など資産課税の強化や所得税の税率引き下げの一方、消費税
増税も掲げる。橋下氏は「国内でお金を使ってもらう税制に」と内需拡大を訴える。
さまざまな大胆なアイデアを打ち出す船中八策。維新幹部は「既成政党では到底打ち出せない
政策を掲げた」と胸を張る。橋下氏は、維新政治塾に大量応募があったことを念頭に、こう語る。
「そんな案には乗れないという人がいっぱい出てくる。選挙目当てで来る人は残れない」
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