12/02/12 16:58:43.92 N7Avv1Ed0
臨界というのは、いわば核分裂反応が将棋倒し的に発生するようなものなので、
放射性物質の燃料ペレットを、物凄く微妙な間合いで配置しないと、
発生しないか、発生しても数個で終わり、それこそピンポン玉一個壊す程度のエネルギーしか発生しない。
現状の炉心付近はドミノが出鱈目に放られてる状態な上、
ドミノの間にホウ酸という壁(核分裂連鎖反応を発生させる中性子を吸収する、いわばドミノ間の壁みたいな存在)まであるので、
まず大きなエネルギーを発生させる形での再臨界は、起こりえない。
原子炉の温度の上昇は、核分裂生成物の残滓及び核燃料内に含まれる放射性物質の崩壊熱によるもの。
燃料の溶解具合により、崩壊熱の発生度合いに偏りが発生してるので、
発生する総熱量に上下があるのも、ごく当たり前の事。