12/02/12 10:08:09.36 0
★角栄一家と慎太郎一家の害
<この国の後進性の象徴のような目障りな存在はどうにかならないのか>
このところの政界の劣化はあまりにヒドすぎる。国会審議の中心は田中真紀子のダンナ・直紀防衛相イジメ。議場の外へ目を向ければ「石原新党」をめぐる慎太郎都知事や伸晃自民党幹事長の発言に注目が集まる。
だが、いまの日本はそんなくだらない話に付き合っているヒマはないはずだ。TPPは米国と交渉が始まり、米軍再編見直しで沖縄の普天間基地固定化が危惧される。消費税に年金問題、円高、景気、東北復興、原発事故……。
政治が決断しなければならない国家の根幹にかかわる重要案件は待ったナシなのに、永田町は田中一家と石原一家に振り回されている。オソマツ極まりない。
<金権のオヤジ、騒々しいだけの真紀子、渦中の直紀の田中一家と老害のオヤジ、無能なムスコたちの石原一家>
(中略)
たとえ夫婦や親子でも政治家としては別人格のはずだ。一族のためではなく、国家国民のために働くのが仕事。ところが、角栄一家や慎太郎一家にはそういう常識は通用しない。政治評論家の森田実氏はこう嘆く。
「本来、政治は高い見識と理念の下で行われていたはずです。しかしいまや、有象無象の政治家一家がオモチャをもてあそぶような世界になってしまった。田中一家は角栄が亡くなってずいぶん経つのに、いまでも角栄にぶら下がっ
て生きている。半人前なのです。石原一家に至っては、慎太郎は裕次郎のおかげで有名になり、息子たちは親の七光で政治家になっただけ。劣化の連鎖に、真面目な国民はあきらめの境地です」
小泉ファミリーも似たようなものだが、世襲一家をのさばらせる民主党と自民党。発展途上国並みの低レベルな日本政治の象徴である。
(日刊ゲンダイ2012年2月9日掲載)
URLリンク(news.infoseek.co.jp)