12/02/10 22:10:52.50 eIRxltLr0
鹿島は、初代原子力委員である石川一郎の息子・六郎が鹿島家に実質的な婿入りをして第7代社長に就任したという縁で
原子力事業に大々的に乗り出した。
鹿島は原子炉こそ製造していないが、原子力発電所の建物の建設では日本において3割以上のシェアを持っているそうだ。
原子力という共通の利益の源泉を持つ中曽根と鹿島が協力関係を結ぶのは当然のことだろう。
鹿島は中曽根にせっせと献金し
中曽根は多額の原子力予算を獲得して原子力発電所の建設事業を鹿島に渡すことでそれに報いてきたのである。
「原子力発電はクリーンなエネルギー」とか
「石油はあと数十年で枯渇するので代替として原子力発電が必要」などということが過去数十年間さんざん言われてきた。
これらのお題目が真っ赤な嘘だったということではないだろうが
日本の原子力推進が中曽根と鹿島の私利私欲の為に行われてきたという側面を持っていることは否定できない。
中曽根と鹿島のタッグを更に強力にする為に行われたのが、中曽根家と鹿島家の政略結婚である。
中曽根の次女である美恵子は、鹿島の次期社長と目されている渥美直紀(6代社長の渥美健夫の息子)と結婚している。
いまどき政略結婚なんて、旧態依然とした田舎の旧家だけの話だと思っていたが
日本の中心とも言える、政権の中枢にいる人達がそんなことをしてるとは
日本という国の旧態依然ぶりを示しているとしか思えない。