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○メタハイ産出試験へ 「ちきゅう」12日、清水出港
次世代エネルギー資源として注目されるメタンハイドレートの海洋産出試験に向けた
事前掘削作業のため、独立行政法人海洋研究開発機構の地球深部探査船「ちきゅう」
(5万7千トン)が12日、実施場所となる遠州灘沖の第2渥美海丘に向け清水港を出発
する。事前掘削作業は14日ごろから始まる予定。
出発を前に牧野聖修経済産業副大臣(衆院静岡1区)ら国会議員5人が10日午前、
船内を視察した。関係機関の担当者から「燃える氷」と呼ばれるメタンハイドレートの
国内の分布状況や産出試験の実施場所の説明を受けた後、操舵室や掘削機、
ヘリコプターが発着できるヘリデッキなどを見学した。
「ちきゅう」は第2渥美海丘のエリアで水深約千メートルの海底を深さ300メートルまで
掘削し、井戸計4本(生産試験用1本、温度観測用3本)を設置する。事前掘削の期間は
40日で、3月23日に清水港に帰港する予定。海洋産出試験は来年の1~3月。安定的に
取り出すことができれば、2018年度の商業化を目指す。掘削作業は独立行政法人
石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)が実施する。
□ソース:静岡新聞
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