12/02/09 19:45:10.78 SnaBmg/10
>>134
wikiから
>非常用復水器にはその構造上、電源喪失時に一旦自動で弁が閉じ作動を停止する安全装置が付いているのだが、
現場作業員は誰もその構造を理解しておらず、その結果非常用復水器の起動が3時間以上遅れた。
その後偶然バッテリーが一時的に回復し、非常用復水器停止のランプが点いている事に気づいた現場作業員が
手動で起動させたが、作動中に発生するはずの蒸気を目視で確認できなかったため、「空焚き」により
非常用復水器が破損し放射性物質が外に放出される可能性があるとして、数回にわたり手動停止させていた。
実際には非常用復水器は空焚きによって破損する事はないのだが、現場作業員は誰もその事実を知らなかった。
仮に非常用復水器を手動停止しなかった場合、冷却効果によりメルトダウンの発生は7時間は遅れていたとされ、
その時間を使い有効な対策を進めれば原子炉が壊れない可能性が高かったと指摘されている。
その非常用復水器手動停止の報告は中央制御室から対策本部へ伝えられたが、発電所幹部は誰もその重大な事態を
認識できていなかった。このような経緯の中、3月12日午後3時36分に1号機は水素爆発した