12/02/09 08:33:52.33 0
作曲家、指揮者、歌手、演奏者すべてにおいてゲイは常に中心的存在なのです」(クラシック音楽評論家ヴァレリー・シャー氏)
文学も多数のゲイが活躍する分野のひとつだ。ゲイ文学を研究する翻訳家の柿沼瑛子氏は語る。
「海外ではちょっと大きな書店に行けば〝GAY〟というジャンルの棚があるくらいにはポピュラーです。
サマセット・モーム、ジャン・ジュネ、ジェームズ・ボールドウィンなど、作家名を挙げ始めればきりがないくらいです」
その他にも画家、俳優、ファッションデザイナーなど、ゲイは芸術的な側面において、非凡な才能を発揮している。なぜなのか。
実は近年、同性愛者と異性愛者の、身体や脳の構造の違いに関する研究が進められている。
『同性愛の謎』(文春新書)の著者である著述家・竹内久美子氏は解説する。
「カナダのブロック大学の研究者たちが、同性愛者813人と、異性愛者3417人、
合わせて4230人を対象に測定を行った結果、同性愛者の方が異性愛者より身長が低く、
体重が軽い、ということがわかりました。
またウエスタンオンタリオ大学の神経学者J・A・Y・ホールらの研究では、男性同性愛者は
男性異性愛者に比べダーツ投げなどの運動が全般的に苦手だという結果が出ました」
つまりゲイには小柄な人が多く、スポーツは得意でない傾向にある、というのである。
睾丸についての調査も興味深い。この調査の前提として知っておくべきことは、
通常、男性は右の睾丸が大きく、女性は左の卵巣が大きい傾向があるということだ。
「カナダの生物学者ドリーン・キムラの研究によれば、右の睾丸が大きい男性は、
計算や空間認識といった本来男性が得意とされる分野に秀でている。
ところが逆に左の睾丸が大きい男性は、言語能力や色分けといった女性が得意とするものに秀でていて、
それも並の女性よりもずっと得意なことが判明したのです」
そう話す竹内氏は、以上のことから、次のような可能性を指摘する。