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(>>1のつづき)
また、昨年9月にも、タレントの石黒彩さんと杉浦太陽さんのブログで花王製品を紹介する
記事がほぼ同時に掲載された。「ステマではないか」とユーザーの批判が相次いだ。
「弊社と事務所担当者間でのコミュニケーション不足が原因」とサイバーエージェントは説明する。
ステマ排除に向け、サイバーエージェントでは、昨年11月からタレント事務所全てを訪問、
炎上した際のリスクを説明するなど啓蒙活動を行っているが、年明けから「食べログ」問題も発生。
ユーザーの目もより厳しくなっていることを受け、1月24日に「関係性の明示」を必須とする
決定をした。
「これまでもクライアントや事務所に『関係性の明示』を説明してきましたが、『ブロガーの
言論の保護』という観点から必ず明記するという強制はしていませんでした。しかし、一連の
騒動を受け、読者の利益を守ることを最優先とし、今後は『関係性の明示』に賛同していただける
方に依頼をすることに決定しました。最初に事務所へ商品のお話をする際、まず『関係性の明示』に
ついて賛同いただけるかどうかを確認し、ご協力いただけない場合は、それ以上案件を
進めないという形をとります」
広告代理店やブロガーなどで構成するWOMマーケティング協議会(WOMJ)でも、2010年に
金銭、物品、サービスの提供を受けていることなど「関係性の明示」を原則とするガイドラインを
設けているが、1月16日に会員向けたガイドラインの詳細な説明を実施、一層の理解を求めた。
口コミが影響力を持つネットマーケティング業界にとって、深刻なステマ問題。業界全体の
取り組みが急務だが、ある広告代理店で口コミマーケティングに携わっている40代男性は
こう危惧する。「ステマと疑われることを恐れ、ネット上でのマーケティング活動全てを控える
検討を始めている広告主も出てきています。早急に業界基準を設け、真っ当な広告宣伝活動と
ステマを区別できるようにならないと、ネット上でのマーケティング活動に対する信頼を
失いかねない。業界の衰退にもつながります」(以上、抜粋)