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広島大学放射光科学研究センターの宮本幸治助教、同大大学院理学研究科の木村昭夫准教授、
ドイツのミュンスター大学物理研究所のマルクス・ドナート教授らの研究チームは、
タングステンの表面上に質量がゼロの電子(ディラック電子)を発見した。スピンがそろって運動するだけでなく、
従来のディラック電子とは異なり、磁性や高温超電導などの性質を持たせやすい。
次世代の大容量で低消費電力のスピントロニクス素子や超高速コンピューターの
開発につながる。米物理学誌フィジカル・レビュー・レターズに発表した。
同センターが持つ高輝度シンクロトロン放射光と角度分解光電子分光装置、
スピン角度分解光電子分光装置を組み合わせ、タングステンの
表面上を運動する電子の速度分布とそのスピン状態を詳細に調べた。
掲載日 2012年02月07日
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