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警視庁がまとめた2011年の都内区市別の刑法犯の発生件数で、足立区が2年ぶりに「ワースト1位」となった。
都内では近年、警察や区職員のパトロールの強化が功を奏し、発生件数が減少傾向にあるが、同区では、駐車した
車両から物を盗む「車上狙い」が前年比で2割も増えていた。
一方、10年にワースト1位だった新宿区は、発生件数が一気に1割近く減少、同3位にまで改善された。
◆連続記録途絶える◆
足立区は06~09年も4年連続で刑法犯の発生件数が23区内でワースト1位だった。しかし、防犯カメラの増
設や地元ボランティアによる防犯パトロールなどで、件数自体はピークだった01年の1万6843件から、9年連
続減少の記録が続いていた。11年は前年比で8件増え、これで連続記録も途絶えてしまった。
区では昨年、「ワースト1位回避」を掲げ、刑法犯の発生件数の目標を1万件未満に設定。しかし、昨年7月には、
区北部などで駐車中の工事車両などから、高価な電気工具を盗む「車上狙い」事件が多発。区職員によるパトロール
を10月から強化したが、発生件数は816件に上り、前年比で2割も増えてしまった。
◆ボランティアが活躍◆
刑法犯の発生件数を前年比で1割も減らすことに成功した新宿区。区と警察が合同で実施した万引き対策などのほ
か、住民の防犯意識の向上が奏功した。防犯を目的としたボランティア団体数は、昨年1年間だけで11団体増え、
区内で81団体に。デパートや電器店などが集まる新宿三丁目エリアでは、万引きが534件から442件に減るな
ど、新宿駅の繁華街を中心に刑法犯が減少したという。
区の防犯担当者は「これまでの『ワースト1』はイメージが悪かったので脱却できてうれしい。自分たちの街を守
ろうという意識が続けば、犯罪も減らせるはず」と話している。
2以降に続く
ソース
読売新聞 URLリンク(www.yomiuri.co.jp)