12/02/07 03:17:24.45 0 BE:2946521399-PLT(12066)
東京電力は6日、福島第1原発2号機の原子炉圧力容器下部の温度について、70度前後の状態が続いていると発表した。
近くの別の温度計は約45度で安定し、大きな上昇はない。炉内のガスを分析したところ、
溶融燃料が再び連鎖的に核分裂する「再臨界」となることを示す放射性キセノン135が検出されず、東電は「再臨界は起きていない」としている。
東電は7日未明、念のため核分裂反応を抑えるホウ酸水注入を始めた。引き続き注水量を毎時3トン増加させる。
事故後の保安規定では注水量を1日あたり毎時1トン超増やすと「運転上の制限の逸脱」になるため、事前に経済産業省原子力安全・保安院に通報した。
東電によると、水の流れが変化し、溶けた燃料の冷却効果が一部で下がった可能性があるといい、「原子炉全体としては十分冷えており、
『冷温停止状態』は変わらない」としている。
東電によると、上昇を示したのは、圧力容器下部に3個ある温度計の一つ。2月1日の52度から徐々に上がり、
6日午前7時には73・7度まで上昇した。5日に続いて6日も注水量を増やし、同日午後11時は69・9度に下がった。
産経新聞 2012.2.7 01:08
URLリンク(sankei.jp.msn.com)