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>>869
外国人地方参政権について、橋下の議会答弁
2010年2月26日の定例府議会で、外国人地方参政権について「今の議論は
非常に拙速」「議論も全く深まっていない段階で結論を出すのは余りに早
過ぎる」と答弁。その上で、「外国人地方参政権の参政権だけに焦点が当
たっているが、日本人とは何ぞやを本当は議論しなければいけない」「例
えば在日韓国人の2世、3世は、(アメリカのように)生地主義・出生主義
をとれば、日本人になってしまう」「(日本が)出生主義か血統主義かを
考えるには、天皇制が一番重要なポイントになる。日本国憲法の第一章の
一番最初に、国民の権利義務の前に天皇制をきちんと置いて、我々は天皇
制をいただいている、日本の国柄は血統主義を前提に成り立っている」と
の認識を語り、「世界各国の多くで基本的に血統主義がとられている」こ
とを念頭に、外国人地方参政権については「日本国民をどう捉えるかの議
論をもっとしっかりやって、結論を導いていただきたい」と述べた。
一方で、「(大阪府に)在日韓国人10万人が住む状況を見ると、全国一
律の議論と同じ結論にはならないのかなという思いもある」とも語り、
「こんな大きな議論をわずか数カ月程度で結論を出すこと、中身の問題よ
りもこの結論の出し方自体、民主党の今のやり方には反対」とする答弁を
行なった。