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東京大学地震研究所の平田直教授のチームによる「首都直下型のM7級地震が4年以内に70%の確率で発生する」
という試算が大きな波紋を呼んでいるなか、1月28日に山梨県東部富士五湖を震源とする
M5級の地震が午前7時44分から54分にわたって連発した。
首都直下型地震だけでなく、東海地震、そして富士山噴火の可能性もささやかれているが、
火山活動に詳しい千葉大学大学院理学研究科准教授の津久井雅志氏は、
現在の状況は平安時代前半の9世紀に酷似していると指摘する。
「1983年と2000年に三宅島で、1986年には大島で噴火が起きましたが、9世紀にも伊豆諸島で大噴火が起きています。
そして2000年の鳥取県西部、2004年の新潟中越の地震は、9世紀にも同じような場所で発生している。
さかのぼると、1964年の新潟、1983年の日本海中部で起きた地震も同じ。
そして、9世紀最大級の地震である貞観三陸地震があった場所で今回の東日本大震災が起きたんです」
津久井氏によると、9世紀に発生し、20世紀後半に起きていないのは、
もはや東海・東南海・南海の連動地震と富士山の噴火だけなのだという。
そして、これを裏付けるような富士山の異変を指摘するのが、琉球大学名誉教授(地震地質学)の木村政昭氏だ。
「数年前から5合目より上で、噴気が吹き上がっていて、湧き水による水たまりがたくさん発見されています。
富士山の山頂近くの斜面は永久凍土のため、普通はもっと低い位置に湧き水が流れるんです。
これは富士山内部のマグマが上昇しその熱によるものである可能性が高い」
木村氏のもとには、旅行者のコンパスを狂わすという不思議な現象も報告されているという。
「現在、富士山の地下では地震によって太平洋プレートが大きく沈み込み、
マグマが持ち上げられている状態が続いている。連動地震が発生しなくても、
今後4年以内に噴火してしまうかもしれません」(前出・木村氏)
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