12/02/03 04:25:26.25 aRI3tWRE0
>>560
つい150年前の世界、すなわちAD1860年前後ごろだと、今じゃ順位6番目につけてる
イギリス、グレートブリテンが、世界ぶっちぎりナンバーワン、大英帝国の
鉄鋼生産と他の国のすべてを足してようやく互角、ロイヤルネイビーだけで
他の列強すべての海軍を蹴散らせるといわれてたわけだが。
当時は「元植民地」アメリカは成長著しいとはいえ、まだまだヒヨっこだったし、
南北戦争という混乱もあって少し成長が鈍化してたころでもあるからな。
Forbes1860を作れば、ランクインするのはほとんど大英帝国の企業群になるだろう。
そっからたったの半世紀でアメリカは大飛躍を遂げ、一方「老いた大帝国」である
イギリスには陰りが見えてきて、そして第一次大戦という、いってみれば欧州大内乱
イギリスの没落の序章が開始され、第一次第二次の大戦が終わるころにはイギリスは
すっかり疲弊し落ちぶれるわけだが。
ま、そういう話は横においておいて、なにがいいたいかというと日本が沈んでいった
ところで、どっかが浮上してくるだけの話だろうってこと。
今から150年後のForbes2162を作ったとき、そこに日本が2位にいなくたって
別に世界は困ったりはしないんだぞ。
グレートブリテンが世界の頂点だった時代がなくなっても、別にイギリス人
以外の誰も特に苦にしないのと同じで。