12/02/02 15:39:13.88 VIRspKk80
為替介入すれば、1、2日間は需給関係に影響を与えることができ、円安にふれる。
でも円ドル相場は、中長期的には、円とドルの相対的な量的関係に依存する。
( ここ数年間では9割以上の相関関係がある。 )
数十兆円以上の金融緩和がなければ、円高傾向を転換できない。
通貨量の比率は変わらないので、その効果は一時的でしかなくすぐ消え、
金融緩和がなかったり米国が金融緩和すると数日で円高に戻ってしまう。
しかも介入の際、外為特会で借金 ( 政府短期証券の発行 ) して外貨債 ( ドル建てが多い ) を購入する。
購入した外貨債の目減りになってしまい、結局は損するだけ。
それは国民負担にはね返る。
円高阻止の断固たる措置は、本格的な量的緩和でなければ意味も効果もない。
日銀は、金融政策決定会合でも5兆円程度の追加緩和しかしてきてない。
しかもちょろちょろ出しの後出しで、何のメッセージにすらなってない。
この程度じゃ焼け石に水で、日銀のやる気のなさが見透かされ、事実円高になってしまった。
最低でも1ケタ違う。
FRBバーナンキのいう 「 買えるものはケチャップでもいいから何でも買い取れ! 」 じゃないが、
日銀は、出口戦略を考慮して市場規模の大きい国債を買い取りバランスシートを拡大させ、
増やしたシニョリッジ ( 通貨発行益 ) に裏付けされた量的緩和を行えば、
リフレによる円安誘導が実現でき名目成長4%が達成、増税なしで財政が健全化する!!