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中国電力は、大規模太陽光発電発電所（メガソーラー）を、宇部市西沖の山にある同社
新宇部発電所跡地に建設する。発電出力は３千キロワット２０１４年度中の運転開始を
予定している。同社の太陽光発電所は、昨年１２月に稼働開始した広島県福山市の
福山発電所に次いで２カ所目。１日、同社の岩崎恭久副社長らが山口県と宇部市を訪問し、
建設方針を示した。
同社によると、１９９３年に運転停止した新宇部発電所跡地２０ヘクタールのうち５ヘクタールに
太陽光パネルを設置。一般家庭約９００世帯の使用電力量に相当する年間３４４万キロワット時の
発電量を見込む。火力発電などで同量を発電した場合と比べ、二酸化炭素（ＣＯ２）の排出量を
年２千トン削減できるという。１３年度中に着工予定で、設備投資額は１０数億円規模とみられる。
太陽光発電所の建設に当たっては、自社用地の有効利用、日照条件の良さ、近くに送電設備が
あるとの要件を満たす場所を選んでいるという。宇部市を建設地に選んだのは、「現在、研修施設
として活用している新宇部発電所跡地には広大な更地がある」「新エネルギー・産業技術総合開発
機構（ＮＥＤＯ）が、防府市で測定して公表した年間日照量１１４７時間（全国平均年間９９０時間）に
宇部市の日照量が似ている」「計画地近くの西宇部変電所と約７００メートルの送電線でつながる」
点が理由という。
同社は、太陽光発電などの再生可能エネルギーは純国産エネルギーと位置付け、エネルギー
自給率の改善や地球環境負荷低減の観点から、２０年度までに１万キロワット程度の太陽光発電の
開発に取り組むという。
ソース 山口新聞 2012年2月2日
URLﾘﾝｸ(www.minato-yamaguchi.co.jp)
宇部市に計画する太陽光発電所の建設概要を説明する中電の平野正樹・経営企画部門部長、左は岩崎恭久副社長
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中国地方で２番目のメガソーラー発電所の建設が予定されている新宇部発電所跡地＝宇部市西沖の山
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