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半導体材料のシリコンウエハーで世界2位のSUMCOは、国内2工場の閉鎖と従業員千数百人の
削減を柱とする経営再建策を実施する方針を固めた。約1千億円の特別損失が発生するのに伴い、500億円程度の資本増強も検討している。
テレビやパソコン向け半導体の需要不振で材料の市況も悪化しており、過剰設備解消でコスト競争力を高め生き残りを目指す。
閉鎖するのは旧世代の直径200ミリのウエハーを生産する生野工場(兵庫県朝来市)と、
現在主流の同300ミリのウエハーを生産する長崎県大村市の子会社工場。
生産を主力の伊万里工場(佐賀県伊万里市)や台湾などの工場に集約し、稼働率を高める。
太陽電池向けウエハー事業からも撤退する。中国や台湾などで低価格の太陽電池が普及した結果、
高価な原料を使う同社製品の需要は低迷しており、事業継続は難しいと判断した。
拠点閉鎖などに伴い全従業員約9千人の1割強に当たる人員を削減する。
URLリンク(www.nikkei.com)
URLリンク(www.sumcosi.com)