12/02/02 23:40:40.07 0o8MkWen0
>>801
グルカ兵は勇猛だけでなく、ご主人様(英国人)に忠実でしかも愚直といいます。終戦となりビルマの日本兵は収容所に収容
されますが、英軍から「収容所の鉄柵に接近すると逃亡の意志ありと見なして射殺す」と通知があります。だいたいこういうのは
訓示みたいなものですが、グルカ兵はまじめすぎて自動小銃で日本兵捕虜を撃ち殺してしまいます。
会田雄次著「アーロン収容所」ではグルカ兵に戦争中も収容所でもやられたのである復讐をしたことが書かれています。作業場
に電気溶接をやるところがあり、そこにグルカ兵を連れ込みます。溶接作業を見てグルカ兵は大いに好奇心を持ち、「カクネ、
カクネ(面白い、面白い)」といって見飽きるまで強烈な閃光をじっと見つめ、しばらくしてぶっ倒れます。これを次の日本兵
捕虜作業員にも申し送り、約10日も続けたそうです。さすがに英軍が調査してグルカ兵に見学禁止を言いわたしました。このほか
グルカ兵は「疑う」ということを知らないため、日本兵捕虜が「美しい女がいた」とウソをつくと、グルカ兵はそっちのほうに走って
探し、帰ってきて「いない」というと、日本兵がさらに「もっとあっちのほうだ」と更にウソをつくと、何度でも探しにいったそう
です。会田氏は日本兵を撃ったのはグルカ兵のせいではないのに悪いことをしたな、と書いています。