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★裸の男衆、極寒の下で熱気ムラムラ 岩手・奥州で蘇民祭
「裸の男と炎のまつり」として知られる岩手県奥州市水沢区、黒石寺の奇祭「蘇民祭」が、
29日深夜から30日早朝にかけて繰り広げられた。早朝には零下12度前後まで冷え込む中、
男衆が、御利益があるとされる護符入りの「蘇民袋」を取り合い、無病息災と五穀豊穣
(ほうじょう)を祈った。
1100年以上続くとされる伝統行事。組まれた井桁に男衆がのぼる「柴燈木(ひたき)登り」
などが続いた後、クライマックスを迎えた。極寒の下、下帯姿の男たち約100人が蘇民袋を
奪い合った。境内は、寒さをものともせず終始熱気に包まれた。見物していた盛岡市の女性(25)は
「とにかく寒いけれど、参加者の熱気がすごい」と話した。
この祭りは、2008年版のポスターを巡って、JR東日本が「胸毛が嫌悪感を与える」と掲示を
拒否したことをきっかけに、全国的な騒動になった。
■ソース(朝日新聞)
URLリンク(www.asahi.com)
※写真
「蘇民袋」を取り合う男たち=30日午前5時13分、岩手県奥州市水沢区の黒石寺、山本裕之撮影
URLリンク(www.asahicom.jp)