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長崎原爆に遭いながら被爆者と認定されていない「被爆体験者」
約180人の絵と体験談が、資料集(A4判、約400ページ)となった。
全国被爆体験者協議会事務局長の岩永千代子さん(76)が、
「真実」を訴えたいとまとめ、2月に自費出版する予定。
岩永さんは「放射能の恐ろしさと、差別されてきた悔しさを知ってほしい」と話している。
夕立のように降り注ぎ、少年の肌に斑点を記した黒い雨、集落に迫るように空を覆うキノコ雲……。
被爆体験者たちの絵は、決して忘れられない光景を再現している。
1945年8月、爆心地から半径12キロ圏内の集落で、胸に刻んだ記憶。
しかし、その場所が国が定めた「被爆地域」から外れているとして、被爆者とは認められていない。
爆心地から8・5キロの自宅近くで原爆に遭った松田宗伍さん(78)の絵は、
青々と茂った山の上空をオレンジ色の炎が照らす。「夕焼けが続いているみたいだった」。
松田さんは穏やかさを取り戻した尾根を指さした。(>>2以降に続きます)
ソース:YOMIURI ONLINE(読売新聞)
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画像:「一日も早く被爆者と認めて」。被爆体験者に幼少期の記憶を描いた絵と共に集まってもらったが、
堀口さん(左から2人目)は17日亡くなった(昨年12月撮影)
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