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民主党の議員連盟「宝塚歌劇を応援する国会議員の会」(宝塚議連)が6年半ぶりに活動を再開させる。
鳩山由紀夫元首相が会長、元タカラジェンヌの幸夫人が顧問を務める異色の議連。来年4月に予定される
宝塚歌劇団の台湾初公演、再来年の創立100周年の成功に向け、議連活動を活発化させるという。
もしかするとこれが鳩山夫妻の復権の狼煙(のろし)なのか-。(坂井広志)
宝塚歌劇団の台湾公演は、鳩山夫妻の長年の夢だった。鳩山氏の要請を受け、兵庫県宝塚市が地元の
市村浩一郎衆院議員が台湾と歌劇団のパイプ役となり台湾側の招聘(しょうへい)という形で実現に
こぎつけた。野田政権となり議連副会長の玄葉光一郎氏が外相、藤村修氏が官房長官となったことも
プラスに働いたようだ。
台北駐日経済文化代表処は、ホームページで歌劇団の台湾公演を大きく紹介。「鳩山氏など政界の
重鎮からも高い支持を得ている」と明記している。
宝塚議連は平成17年8月2日に結成されたが、6日後に郵政解散となり、開店休業状態に陥っていた。
ところが、台湾公演のメドがついたことにより議連は一気に活気づいた。今月上旬、新規入会者を募集
したところ申し込みが殺到。募集前は幸さんを含め15人だったが、前原誠司政調会長や石井一参院予算
委員長らが新たに加入し、40人近くに膨れあがった。3月には設立総会以来の総会を開く予定だという。
宝塚歌劇団と政界の関わりは古い。古くは故桜内義雄元衆議院議長が宝塚ファンとして知られ、
政財界のファンクラブ「愛宝会」の会長を長く務めた。
扇千景元参院議長や公明党の松あきら参院議員も元タカラジェンヌ。参院には超党派の「宝塚を応援する
参院議員の会」があり、自民党の青木幹雄元参院議員会長が会長を務めた。今は民主党の羽田雄一郎参院
国対委員長が会長を務める。
▽写真:鳩山由紀夫氏と幸夫人
URLリンク(sankei.jp.msn.com)
▽産経ニュース
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