12/01/29 11:58:31.36 HNBg6uP00
デフレの原因は、
個別の財サービス下落というミクロ的な要因ではなく、
総生産と総需要の差 = GDPギャップ約40兆円 = 大量の失業 or 低賃金労働が発生、というマクロ経済の問題。
これが20年間もほぼ続いてるのは、
長期間、財サービスに相応の通貨量が不足していたから。
通貨量の不足は、財サービスが相対的に過剰になって、物価を下げる。
円高デフレ不況を是正するのは、現時点では介入でなく量的緩和しかない。
円の購買力平価はドル130円、ビッグマック指数ですら120円。
ドル130円以上の円安にすれば、輸出依存度の高い製造業がV字回復する
バカサヨな内需信者が、輸出依存をGDP比と思いっきり誤解してるが、
輸出依存とは、あくまで経済成長に対する輸出の寄与度。
大震災前まで、GDP成長の内訳は、輸出依存度が非常に高かった。
これが内需をけん引する。
ところがバカサヨなミンスは、企業ましてや日本国の成長を根本的に毛嫌いする。
で、報ステ古館もそうだが、「 良いデフレ論 」 をばらまく。
「 良いデフレ論 」 は失業の存在を無視している。
デフレ状態なので、GDPギャップ約40兆円の失業が余計に発生しているのに、だ!!
これは経済学のフィリップス曲線 ( インフレ率と失業率のトレードオフ ) からも裏付けられる。
だからケインズもインフレ主義者だったし、
FRBには、物価の安定とともに失業率の低下も義務付けられている。
「 良いデフレ論 」 や円高は、政府が雇用の確保をやらないと宣言する国民背任行為!!
失業者放置のまま消費増税すれば、大震災以上の経済破壊になる!! ( 怒り )