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★「嫡出子」認定求め提訴へ
性同一性障害によって戸籍を変えた男性が、妻と第三者との間に人工授精で産まれた子どもの出生届を提出しました。
届けは受理されず、男性は裁判所に訴えを起こす考えです。
27日午後、書類を携えた一人の男性が新宿区役所を訪ねました。
「息子にきちんとした戸籍をつくってあげることを認められるようにしたいという意気込みはある」(前田良さん【仮名】)
前田良さん【仮名】(29歳)。女性として生まれたものの、心と身体の性が一致しない「性同一性障害」に苦しみ、
4年前、戸籍の性別を女性から男性に変えました。その後、前田さんは結婚し、第三者から精子の提供をうけて、
3年前に妻との間に男の子をもうけました。
前田さんは、当時住んでいた兵庫県や現在住んでいる大阪でも出生届を出しましたが、「血縁関係がない」として、
夫婦の子である「嫡出子」とは認められず、2歳になる男の子は現在も戸籍がないままです。
そして、27日、前田さんは、本籍地である東京・新宿区の区役所に3回目となる出生届を提出したのです。
「認められないのは分かっていたけど、やっぱりきつい・・・」(前田 良さん【仮名】)
届けは今回も受理されず、前田さんは今年3月にも家庭裁判所に訴えを起こす方針です。
この問題について小川法務大臣は、27日朝、「夫婦間の子でないことが客観的に明らかなので受理はできない」としたうえで、
「医療分野の倫理問題でもあるので、よく検討したい」と話しています。(27日17:22)
TBS URLリンク(news.tbs.co.jp)