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宝永大噴火の推移
宝永地震
噴火の始まる49日前の10月4日(10月28日)に推定マグニチュード8.6?8.7と推定される宝永地震が起こった。
この地震は定期的に巨大地震を起している2箇所の震源域、すなわち遠州沖を震源とする東海地震と紀伊半島沖
を震源とする南海地震が同時に発生したと考えられている。
地震の被害は東海道、紀伊半島、四国におよび、死者2万人以上、倒壊家屋6万戸、津波による流失家屋2万戸に達した。
宝永地震の翌日辰刻(8時頃)、富士宮付近を震源とする強い地震がありこの付近では本震より強く感じられ、
11月10日(12月3日)頃から山麓で地響きが始まった。
噴火の始まり
宝永地震の余震と宝永火口付近直下の浅い地震活動が続く中、11月22日(12月15日)の夜から富士山の
山麓一帯では強い地震が数十回起こった。
23日(16日)の10時頃、富士山の南東斜面から白い雲のようなものが湧き上がり急速に大きくなっていった。
噴火の始まりである。富士山の東斜面には高温の軽石が大量に降下し家屋を焼き田畑を埋め尽くした。
夕暮れには噴煙の中に火柱が見え、火山雷による稲妻が飛び交うのが目撃された。
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