12/01/27 10:36:00.38 0
【ワシントン=岡田章裕】国際通貨基金(IMF)は25日に公表した報告書で、米欧による対イラン制裁で
「原油供給の代替がなければ、原油価格が20~30%上昇する可能性がある」との試算を示した。
原油供給が1日当たり150万バレル減少する可能性があるためだ。
主要先進国の原油在庫が減り、価格が上がりやすい状況にある。IMFは、「第1次石油危機による供給混乱
に相当」との見解を示し、原油輸出の要衝であるホルムズ海峡がイランにより封鎖されれば「より大きな価格
高騰の引き金になる」とも指摘した。
イランは世界第5位の原油生産国で、輸出は世界3位。代表的指標であるテキサス産軽質油(WTI)は現在
1バレル(約159リットル)あたり100ドル前後で推移しているが、20~30ドル上昇する可能性がある
ことになる。
▽読売新聞(2012年1月27日10時23分)
URLリンク(www.yomiuri.co.jp)