12/01/27 09:21:58.21 0
>>1の続き
特に、どちらも政権に就く可能性のある民主、自民両党の党首ともあれば、
それぞれが目指す「国のかたち」を堂々と掲げて、議論を戦わせるべきである。
思えば〇九年十月、当時の鳩山由紀夫首相に対する谷垣氏の初の代表質問は聞き応えがあった。
谷垣氏は「わが国が目指すべき『国のかたち』は適切な規模の『中福祉中負担国家』だ」と主張。
鳩山氏は「それほど大きな負担にならなくても大きな幸せを享受できる社会をつくることができる」と答え、議論がかみ合っていた。
給付と負担の割合をどうするかは社会保障や税制を制度設計する際の根幹であり、党首同士が論戦するにふさわしい。
特に、年金制度をどう改革するのか、税負担の在り方をどうするのか、行政と国会の無駄をどう省くのかは、喫緊の課題でもある。
いずれ党首討論も開かれるだろう。衆院解散の時期や政権の正統性ばかりに焦点が当たる論戦になるのならあまりにも寂しい。
以上