12/01/27 08:58:51.46 0
★小泉進次郎氏「自民は反対ばっかり」党内失望感
自民党の谷垣総裁は26日の衆院本会議の代表質問で、民主党が先の衆院選マニフェスト(政権公約)で
消費税増税を掲げなかったことを改めて取り上げ、早期の衆院解散・総選挙を迫った。
攻め口は従来の「手続き論」の枠を出ず、自民党内からは失望の声も上がった。
谷垣氏は、約40分間の質問の3分の1を民主党のマニフェスト違反の追及にあてた。
インターネット上で話題になっている、2009年衆院選での野田首相の演説を引用し、
「『マニフェスト、書いてあることは命がけで実行する。書いていないことはやらないんです』という言葉に照らせば、
マニフェスト違反は明らか」と指摘、「有権者に謝罪した上で解散・総選挙を行い、国民に信を問い直すしかない」と強調した。
自民党幹部は「24日の施政方針演説で(自民党の)福田、麻生両元首相の演説を引き合いに出した野田首相への意趣返しだ」と語った。
政府・与党がまとめた社会保障と税の一体改革の素案で、
年金の抜本改革を実施した場合の財政試算を示していないことも「実体のない幽霊」などと批判。
「素案は冗長な官僚的作文」と切り捨て、与野党の事前協議を改めて拒否した。
昨年の代表質問では菅首相(当時)に対し、衆院解散を13回連呼したが、今回は2回。
それでも、谷垣氏には珍しく、敵対心むき出しの言葉が続出した。
しかし、攻撃姿勢が功を奏したとは言い難い。
首相はマニフェスト違反との指摘に対して、「第1弾の消費税率引き上げは衆院議員の任期満了後で、
公約違反ではない」などと従来の主張を繰り返しながら追及をかわし、一体改革を巡る与野党協議に応じるよう重ねて促した。
自民から失望も 消費増税を党の公約に掲げながら与野党の事前協議を拒む谷垣氏の姿勢に、
党内では不満も広がっている。この日の追及にも、谷垣氏を支えるはずの自民党議員からは
「自民党は反対ばっかりという印象は変わらない」(小泉進次郎衆院議員)との声が漏れた。
yomiuri online URLリンク(www.yomiuri.co.jp)