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国会では、野田総理大臣の施政方針演説に対する代表質問が始まりました。
（政治部・藤川みな代記者報告）
（Q．与野党の論戦の冒頭は）
冒頭から激突ムードとなりました。谷垣総裁は、野田総理が施政方針演説で歴代自民党総理の演説を
引用したことに対抗して、野田総理の過去の発言を取り上げて、消費増税はマニフェスト違反だと攻めました。
自民党・谷垣総裁：「総理は（前の総選挙）当時、自ら繰り返し次のように街頭で演説されています。
『マニフェスト、書いてあることは命がけで実行する。書いてないことはやらないんです。それがルールです』と」
野田総理大臣：「行きすぎや言葉足らずな点があったとするなら、素直に反省し、
国民の皆様におわびもいたしますけれども、やり抜くべきことをやり抜いたうえでご判断を仰ぎたい」
また、最近、明らかになった最低保障年金7万円を実現した場合、2075年度には
最大でさらに7％の増税が必要になるという試算結果の存在を追及しました。
自民党・谷垣総裁：「非公式の試算は実在するのですか。そして、
なぜ『素案』に追加財源が必要なことを書かなかったのですか」
野田総理大臣：「民主党内において、さらに検討を深めることとされたと承知している。（消費税10％となる）
2015年の段階において、現行制度による場合と比較して大きな追加財源が必要になるものではありません」
自民党は、繰り返し早期の解散・総選挙を行うべきだと迫りました。
自民党・細田元幹事長：「実にこの『どじょう総理』は捕らえ難いところがありますが、
必ず捕まえてカゴに入れてしまおうと思っております」
しかし、野田総理は重ねて与野党協議を呼びかけていて、議論はかみ合いませんでした。
(01/26 18:04)
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