12/01/26 16:38:28.17 0
野田総理が12月16日に福島第一原発の「冷温停止状態」を宣言して1カ月。政府は事故の収束ムードを演出しようと
躍起になっているが、そんな中でまた不気味な数値が公表された。
文部科学省発表の「定時降下物環境放射能測定結果」によると、新年早々の1月2日、
福島市のセシウム134と137を合わせた降下量が、432メガベクレル/平方キロメートルに達したのだ。
「数字だけを見れば、7月の水準に戻ってしまった」と語るのは、中部大学の武田邦彦教授。
「ただちに退避すべき数字ではありませんが、注意が必要になるレベルです。これは1平方メートルあたりに直すと、
432ベクレル。仮にそこで育てていた野菜を全てとって1キロだとすると432ベクレルです。
4月からの食品の規制値は100ベクレル/キロですが、その値は超えてしまいます。
これは1月2日だけの話で、もしこの値が続けば、危険度はさらに増します」
震災から10カ月がたっても、収束と言うには程遠い実情と言えよう。ではこのセシウムはどこから来ているのだろうか。
政府発表どおり、原発が「冷温停止状態」であれば、こんな数値にはならないと思うのだが‥‥。武田教授がさらに続ける。
「新たな核分裂反応が起きているのがいちばん怖いですが、放射性ヨウ素が検出されていないので、それはなさそうです。
私は最初、一度放出されたセシウムが風で巻き上げられて、それらを検知したのだと思ったのですが、
1月2日の風は原発から福島市方面には吹いていなかったから、これも違う。気にすべきは3・11の事故で発生したセシウムが
何らかの作用で新たに放出されたという可能性。あの時に作られたものが原子炉建屋内にたまっていて、
それが出てきたとすれば、これはやっかいですね」
今回のセシウム急増をいち早くキャッチした武田教授は、ブログで福島周辺に暮らす人たちへ警戒を促している。
とるべき対策としては、外出は少し控える、外へ出るならマスクをする、帰宅時には服をはたくなどである。
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