12/01/26 14:21:23.27 0
野田佳彦首相の施政方針演説に対する各党代表質問が２６日午後、衆院本会議で始まった。
自民党の谷垣禎一総裁は、消費増税を柱とした税と社会保障の一体改革について「（民主党が０９年衆院選で掲げた）
マニフェスト（政権公約）違反は明らかだ」と批判。「有権者に謝罪した上で（衆院）解散・総選挙を行い、
国民に信を問い直すしかない」と述べ、改めて早期の衆院解散を求める。
民主党の０９年衆院選マニフェストは、消費増税に直接言及してはいないが、
谷垣氏は、首相が０９年衆院選の街頭演説で、マニフェストについて「書いてあることは命がけで実行する。
書いていないことはやらない。それがルールだ」と述べたことに触れ「演説を撤回するか、マニフェスト違反を正直に認めるかだ」と迫る。
さらに、消費増税を目指す民主党政権について「議会制民主主義の根本を否定する行為」と断じ
「マニフェスト違反の消費税引き上げを行う権限を主権者から与えられていない」と批判する。
また、首相が一体改革の与野党協議を呼びかけたことについては「与野党が国会で議論することこそが
議会制民主主義の本義にかなう」として、拒否する考えを改めて強調。「政府・与党が確固たる意見をとりまとめた上での（消費増税）法案提出を待ち、
議論は正々堂々と国民の前で行おう」と述べ、民主党内に増税反対論が根強いことをけん制する。
２６日は谷垣氏のほか、細田博之自民党元幹事長、民主党の樽床伸二幹事長代行が質問に立つ。
代表質問は衆院が２７日まで、参院が２７、３０日に行われる。
URLﾘﾝｸ(mainichi.jp)