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人のiPS細胞(新型万能細胞)から、神経細胞に変化する前の細胞を作って
サルの脳に移植し、神経伝達物質ドーパミンを分泌する状態まで成長させることに、
京都大iPS細胞研究所の高橋淳・准教授らのグループが成功した。
移植した細胞は半年間、正常に機能した。霊長類では初の成果で、
ドーパミンが不足して発症するパーキンソン病の治療につながると期待される。
グループはまず、人の皮膚細胞から作ったiPS細胞を28~42日間培養し、
神経細胞の前段階の細胞を作製。これらの細胞をパーキンソン病を発症させた
カニクイザルの脳に移植した。移植1か月目にMRI(磁気共鳴画像装置)で脳を調べたところ、
新たに神経細胞の塊ができていた。半年後にこの塊を取り出し、
ドーパミンを合成するたんぱく質ができていることを確認した。
(2012年1月25日17時49分 読売新聞)
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