12/01/25 23:22:27.02 0
原発事故を受け、福島県伊達市は25日、中学生以下の子どもや妊産婦、
放射線量の高い特定避難勧奨地点がある地域の住民ら9443人に配布している
小型線量計(ガラスバッジ)による被ばく線量の測定結果をまとめ、年間の推定値が
10ミリシーベルトを超える人が33人に上ることを明らかにした。
このうち2人は国が避難の目安としている年間20ミリシーベルトを超えた。
市によると、2人は勧奨地点がある霊山町の住民で、市の聞き取り調査に
「屋外で農作業をした」などと説明している。33人に妊産婦や子どもは含まれていない。
市は33人について「注意深く見守っていく必要がある」として、
生活実態調査や内部被ばく検査を進める方針。
調査は、対象の住民に線量計を身に着けてもらい、昨年9~11月の
3カ月間の測定結果を4倍して年間被ばく線量を推定した。
全体の平均値は年間1・44ミリシーベルト。市内5地区では最高の霊山町が
平均2・84ミリシーベルト、最低の梁川町が同0・68ミリシーベルトだった。
市は「ほとんどの住民について、今のところ特に心配はない数値だ」としている。
[ 2012年1月25日 17:21 ]
URLリンク(www.sponichi.co.jp)