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★ロシアがEUのイラン産原油禁輸制裁を批判
ロシア外務省が、EU外相会合でのイラン産原油禁輸制裁の決定を批判しました。
EU諸国の外務大臣は、23日月曜、ベルギーのブリュッセルで会合を開き、
アメリカのイランに対する敵対政策に同調し、制裁に反対する国々の要請を無視して、
イランの原油と中央銀行に対する制裁を発表しました。
この制裁は、EU内部の一部の反対を理由に、すぐには実施されません。
イルナー通信によりますと、ロシア外務省は、23日、声明を発表し、
EU外相会合のイランに対する制裁を非難すると共に、
「イランの中央銀行への制裁に加え、イラン産原油の購入、イランに関係する技術の移転、
石油化学コンビナートの部品の輸出が禁じられることになった」としました。
この声明ではまた、「EU外相の新たな対イラン制裁は、イラン経済に影響を及ぼすためのものであり、
この制裁は、世界における核兵器不拡散に向けた努力とは何の関係もない」とされています。
ロシア外務省はさらに、「今回の制裁は、イランに対する西側の要求の押し付け、
明らかな圧力に相当するものであり、このようなアプローチは誤っている」としました。
この声明は、「今回の制裁は、IAEA国際原子力機関の専門家が、イランの核施設を視察し、
イランの核活動に関する主張や6カ国との協議再開に関するイランとの合意を巡る話し合いを
継続しようとしている中で採択された。イランの核問題は外交的手段によって解決すべきであり、
イランは常に、圧力によって自国の権利を断念することはない」としました。
ロシアのラブロフ外務大臣も、23日、EU諸国がイランの石油と中央銀行への制裁で合意したことを非難し、
「ロシアは、イランが国際社会との協議の席につくよう努力している」と述べました。
イランラジオ URLリンク(japanese.irib.ir)