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ネット上の情報流出は、水面下で今も続く。「さらす側」の人物に、記者が接触した。
ファイル交換ソフトを介した情報流出の被害は最近、あまり聞かれなくなった。だが実は、流出自体は今も続いている。
「さらす側」と「さらされる側」の事情が、被害を潜在化させているのだ。
情報セキュリティー会社「ネットエージェント(ネット社)」によると、ファイル交換ソフト「ウィニー」の利用者数は、
最盛期だった2006年ごろの約6分の1に減ったが、いまだに7万5千人いる。
個人情報や企業秘密の流出は、ファイル交換ソフト上の「暴露ウイルス」に感染して起きる。
だが、感染だけなら、流出情報が他の利用者の目に触れる可能性はゼロに近い。
ウィニーなどのネットワーク上には数百万のファイルが常に流れていて、情報が一つ増えても気付かれない。
ところが、暴露ウイルスが絡んだファイルを根こそぎダウンロードし、閲覧可能にする、つまり「さらす」人がいる。
彼らが目ぼしいものを匿名掲示板「2ちゃんねる」などに書き込んで「さらす」ことで、流出の事実が知られる。
ネット社や、同様にウィニーのネットワークを解析してきた日本IBMによると、「さらす側」の中心メンバーはわずか2、3人。うち2人が取材に応じた。
>>2-以降に続く
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