12/01/25 21:10:20.47 hFJ5PgXGO
>>610
その通り。だが結果論。
小泉は、まず民間企業に積極的、能動的な経済活動(=金を動かす)を仕向けた。
その恩恵が広く国民全体に還元されれば、わが国に意義有る改革になる。
しかし企業はグローバリゼーションの旗印の下、その収益を海外投資(設備、建物、人材、開発、資源)へ向けた。
理由は、その方が色んな意味で「美味しい」から。
当然、国内の金回りは途絶える。
庶民に実感の無い外需主導の好景気が数年続いたが、国内の購買力は死に体。
この時期に自動車のデザインが米国好みに画一化されたのは、象徴的。
以後は二極化が進み、勝ち組と自認する一部の既得権者が政権をことごとく潰して現状維持を謀っている。
やはり特定の層の代弁に終始する族議員や官僚に屈するような政治家では
この国はどこへも行かず、徐々に衰退するのみだ。
明治維新に並ぶくらいの大改革に、命懸けで挑むような政治勢力の台頭が待たれる。
それはナチスやファシストと呼ばれる事も有るだろう。
民主国家でそんな圧倒的パワーを支えるのは、国民の支持しかない。