12/01/24 22:30:25.33 0 BE:1371684285-PLT(12556)
特許庁は24日、2006年から始めた新たな情報システムの開発を中断することを決めた。
これまでに55億円の予算を投じたが、別のシステムを考える。枝野幸男経済産業相は
「大変申し訳なく思う」と謝った。
新システムは特許の出願や登録に使い、中国の特許情報を調べられ、国際化への対応も
ねらっていた。開発の遅れで、特許を申請する利用者は、機能の低い古いシステムを
使い続けることになる。特許庁は中国の情報検索などができる最低限のシステムに絞り、
別の方式で開発する。
新システムの開発期間は06年12月から14年1月。設計を東芝ソリューションと、
開発管理をアクセンチュアと契約した。
開発の遅れは、主に設計の不備が原因。特許庁は検証委員会を設け対応を考えてきたが、
委員会は23日、中断を求める報告書をまとめた。業者が今までに作ってきた設計情報は、
特許庁の別のシステム開発に生かしていくという。
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