【マスコミ】批判再燃 "皇室を「王家」?" NHK「平清盛」に疑問の声 時代考証担当の本郷和人准教授は産経新聞で反論★2at NEWSPLUS
【マスコミ】批判再燃 "皇室を「王家」?" NHK「平清盛」に疑問の声 時代考証担当の本郷和人准教授は産経新聞で反論★2 - 暇つぶし2ch487:名無しさん@12周年
12/01/24 21:11:03.77 dvimqDfx0
「王家」考証まとめ

「皇室」は『続日本紀』(797年)が初出で、明治以降は「皇室」「帝室」を併用。(『帝室論』『皇室典範』) 
「天皇家」は『天皇家の歴史』(1953年)初出の戦後左翼による造語。  そもそも「天皇の家(family)」という
概念自体が近年のもので、適切な言葉を史料に見つけるのは難しい。

「王家」とは黒田俊雄が『権門体制論』(1994年、法蔵館)で提唱した概念で、従来の貴族から武士へという単純な図式を否定し
王家・摂関家・武家・寺家・社家に定義される複数の門閥(権門勢家)の領地が絡み合い中世日本が形成された、というもの。

「王家」を選択した根拠は、「皇室」「天皇家」が中世の同時代用語ではなく、皇国史観を排し学術的中立性を堅持する上で
不適切であるから、としている。(黒田俊雄「朝家・皇家・皇室考─奥野博士のご批判にこたえる─」1982年)
*黒田俊雄は「天皇の『御万歳』」(『月刊部落問題』143/昭和63年)で危篤状態の昭和天皇を「反省も謝罪も無い」と糾弾。

「王家」は治天の君が家長として実権を握っていた院政期に限定された用語で、古代史・近世史では当然用いられない。
大河ドラマ時代考証の本郷和人は、「天皇家も皇室も王家も、使われていない、が正解です」(『謎とき平清盛』p63)としつつ
「東アジアの中の日本、世界の中の日本を考える際にも有用」で学会でも市民権を得ていることを理由に「王家」呼称を採用。

○「王家」表記賛成派の意見
「王家と書かれた史料はいっぱいある」「生々しいドラマなので現在の皇室に配慮したのでは?」
「華夷秩序の王とは関係ない」「天皇は中国皇帝に対する用語、外交が途絶えた平安時代では問題ない」
×「王家」表記反対派の意見
「朝家と書かれた史料もいっぱいある」「長屋王とか以仁王とかどうすんの」「一般視聴者が混乱する」
「このドラマでは朝廷で充分」「NHKの中韓寄りの姿勢からして悪意で広めようとしている」
△「王家」表記中立派の意見
「清盛が実権握って、平家こそ王家なり!とかの台詞言わせる伏線なんだろ?w」

*参考文献 ・歴史科学協議会『歴史評論736号 院政期王家論の現在』(2011年8月)


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