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ソーシャルゲームサイト(SNS)を運営するディー・エヌ・エー(DeNA)とグリーが、韓国への進出を本格化させている。
両社ともすでに韓国の大手企業と資本業務提携に関する契約を締結しており、韓国のモバイルゲーム業界は
日本企業の参入に戦々恐々としているようだ。
グリーが韓国で手を結んだのは、スマートフォン向けのオンラインゲームを開発する「Mobicle(モビクル)」。
2011年10月に「グリー・コリア」を設立し、第三者割当増資によりモビクルの株式7.37%を取得した。
現在、両社は共同で2種類のスマートフォン向けSNSを開発している。
一方、ディー・エヌ・エーは韓国の大手ポータルサイト「Daum(ダウム)」と提携した。
Daumは韓国で3800万人の登録ユーザーを抱えており、春ごろにオープンする「Daumモバゲー」のプラットフォームを通じ、
「We Rule」「Tap Fish」「Ninja」「Kaito」の4種類のゲームを配信する予定だ。
ゲームは100%ハングル表示で、まずはアンドロイドマーケットで提供をはじめるという。
「Daumモバゲー」ではDaumのIDでアクセスでき、決済もDaumのシステムをそのまま使える。
Daumの新事業推進グループのソン・ギョンワン副社長は、「1年以内に1000万ユーザーを確保する計画だ。
プロモーションは大々的に行いたい」と発言している。
このような動きについて、韓国のモバイルゲーム業界は日本の二大SNSサイトの進出に警戒感を示している。
メディア「アイニュース」は『日本のモバイルゲーム、韓国に大移動』(1月22日付)と題した記事で、
「ディー・エヌ・エーとグリーは急成長する韓国のスマートフォンゲーム市場でシェア拡大を目指すと同時に、
韓国の優秀なコンテンツを確保しようとしている」と分析している。
韓国のあるゲーム業界関係者は、「日本のモバイルゲーム市場は、コンテンツだけをサービスするのではなく、
アバターやウェブゲームなどと連動させているのが特徴」とした上で、「日本のモバイルゲームは海外進出に苦戦しているので、
韓国市場は海外進出に向けた試験的な舞台とみているのだろう」と考察した。
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