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母として強くなった。自民党の野田聖子衆院議員(51)。不妊治療、流産を乗り越え、昨年出産した
長男が今月6日、誕生日を迎えた。新生児集中治療室(NICU)を出たのは最近のこと。今も一般病棟の
個室におり、睡眠時間を削って病院、国会と地元の岐阜を駆け回る。東京・永田町で消費税増税に向けた
論議が進む中、税金や年金問題の根本に少子化があるとして、少子化担当相の権限強化を強く希望する。
母になったからこそ痛感した現実もあったという。
野田氏は、国会閉会中の今、金曜日から翌週月曜日にかけて岐阜に戻る。長男真輝ちゃんに会えるのは、
火、水、木の3日間に限られる。「ずっとそばにいられず申し訳ない」。都内滞在中に行ける時は病院に
出向く。おなかの中にいたとき、肝臓と心臓に疾患が指摘され、産後に食道閉鎖症も見つかった。生まれた
直後から入っていたNICUから出たのはごく最近だ。
昨年1月6日の出産時、2154グラムだった体重は5700グラムに。この1カ月で700グラム
増えた。歯は下が3本、上が2本生えた。「抱っこしておろすとギャン泣きで、抱くと直る。自己主張が出て、
表情も随分ワルそうになってきた。ささやかな進歩で、普通からすれば当たり前ということなんだろうけれど」。
ご飯も母乳も、チューブで直接十二指腸に入れる。まだ口からものを食べたことがないが、口に指を近づけると、
生えかけた歯でかんでくれるようになった。「それが最近の進歩」という。
「病気を持った子供を産んでかわいそうと、批判は今も受けますが、1年間育てて、分かってもらえた気が
します。かわいそうといわれると違和感がある。私には、かわいいとしか思えない」。真輝ちゃんは1年で
7回手術を受けた。3分間呼吸が止まり、担当医が「普通は即死です」と言われる危機もあった。予断を許さない
状態は今も続いている。「自力で生きていけない息子が、生きている。息子にも何か役割があるはずだと思う」。
震災の年に子どもをさずかり、命について考える時間も増えた。
(>>2-に続く)
▽日刊スポーツ
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