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【ソウル14日聯合ニュース】1999年から2008年までの10年間の対日計上赤字が
1749億4120万ドル(約16兆7000億円)に上ることが、韓国銀行の集計で明らかになった。
対日赤字が続くのは、日本製の部品・素材を輸入し、国内で加工して第3国に輸出する
産業構造が変わらないためだ。2002~2008年の対日部品・素材輸入の増加要因をみると
67%は海外需要、すなわち輸出製品をつくるためのものだった。
部品・素材産業の対日貿易収支赤字額は年々急増しており、昨年は209億4000万ドルで、
全対日貿易赤字に占める割合が64%に達した。こうした構造のなか、原材料価格の上昇と
ウォン安・円高現象が部品・素材輸入単価の上昇につながり、貿易赤字を拡大させる要因となっている。
これは、両国の所得が同様に増加すると仮定した場合、韓国の所得増に伴う日本商品の
輸入増加効果が、日本の所得増に伴う韓国商品の輸出増加効果より大きいことを意味する。
研究院は、韓国の所得増加率(経済成長率)が日本を上回る傾向が続く可能性が高いことを
考慮すると、経済成長に伴う対日輸入増加率は輸出増加率を上回り続け、貿易赤字はさらに
拡大すると見通す。
韓国は輸出量を名目国内総生産(GDP)で割った輸出依存度が昨年は52.9%だった。
国民の生活の半分以上を輸出に頼っていることになる。株式公開(IPO)プで、
輸出品を製造する部品と素材はほとんどが日本から輸入しているため、
経済が発展すればするほど、日本への経済依存度は高まり、赤字がふくらむ。
日本のある経済評論家は1980年代末に、こうした状況に置かれた韓国を「鵜(う)」に例えた。
韓国企業が鵜のように輸出市場で魚を捕らえると、日本の部品・素材企業が実利の魚を得る。
聯合ニュース 2009/08/14 17:50 KST
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