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・口コミサイトに「やらせ」のレビューを書き込んだりする「ステルスマーケティング」(ステマ)が
問題化するなか、これを見破ることをうたったサイトに注目が集まっている。
サイトの名前は「ステログ」。「食べログ」の店舗情報のURLを「ステログ」に入力すると
「ヤラセ無し」「ヤラセかな?」「ガチヤラセ」といった具合に「ヤラセ投稿」が行われている
可能性を判定する仕組みだ。
食べログのレビューは5点満点。「ステログ」では、過去にレビューを投稿した数が少ない人が、
5~4点といった高評価を付けるケースを不自然だとみており、このような人による投稿の割合が
60%を超えた店について、「やらせ」の可能性があると判定している。例えば、同社の村上福之代表の
ツイッターによると「8割方の投稿者が初投稿で5ばっかりついている店」は、「やらせ」の可能性が
きわめて高いとみなされる。ただし、サイトには「ステルスマーケティングに高額なお金を払うところは、
レビューの多いユーザを持っているため、判断できません。しかし、高品質なステマにお金を払う
お店は、そこまでマズくないと思います」との但し書きもある。
サイトの分析結果からは大まかな傾向はつかむことができるものの、どの程度確実に
「やらせ」を見つけられるかは不明で、口コミと同様に「最終的には消費者の目で判断する」
という鉄則は変わらない。
サイトは、「おこられたら、やめます」(村上代表)と、おそるおそるスタート。「不安定な情報に
惑わされる不穏な人々をどうにかしたいから」という狙いで開設されたが、ネット上で急に
注目が集まり、開設後30分で3万ページビューを記録。現時点では、約60万ページビューに
達しているという。
サイトには、フェースブック経由でコメントが書けるようになっており、「信憑性がありすぎる」
「次はアマゾンのレビューも対象にして欲しい」といった好意的な受け止めが多いようだ。
サイト公開後も、投稿されたレビューの数が15件未満の店については「判断不可」と判定
するようにしたり、「ガチヤラセ」の表記を「おや!!??」に修正するなど、マイナーチェンジが
進んでいる。(抜粋)
URLリンク(www.j-cast.com)