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酒に酔って電車内で騒ぎ、注意した乗客に暴行したとして大阪府警は18日、暴力行為法違反などの疑いで、
府警八尾署地域課の男性警部補(53)ら同署や本部生活安全部の計6人を書類送検した。うち3人は、
別事件の証拠品の木刀を紛失したと誤解し、同署の道場の木刀で代用して捜査書類を捏造した
虚偽有印公文書作成・同行使容疑などでも書類送検した。府警は同日、
警部補を停職6カ月の懲戒処分とするなど、上司を含め計8人を処分した。
府警によると、6人は昨年10月21日夜、飲酒して帰宅中のJR関西線の電車内で、
「つり革で(遊具の)雲梯(うんてい)みたいにできたらすごいな」などと話し、つり革で逆上がりするなどの騒ぎを起こした。
乗客の男性会社員(37)に注意されると立腹。到着したJR天王寺駅で、
会社員を取り囲んで車外に押し出すなどの暴行を加えたという。
一方、6人のうち八尾署員3人は、同じ日、別事件の証拠品の木刀がないことに気がつき、翌日、
同署の道場にあった木刀で代用して、捜査書類を偽造したという。
実際の証拠品は、任意提出を受けた際に所有者の車のトランクに入れて写真撮影したまま放置、
同署には保管していなかった。電車内での騒ぎを捜査するなかで偽造が発覚したという。
産経新聞 1月18日(水)21時18分配信
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